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立ち枯れ除草 不思議な老人

この時季いっせいに立ち枯れする植物の除草を行う。

他の研究室の先生が久々に姿を現し、「園は荒れてるし、ずっと姿がなかったけど体調が悪かったの?」と言われ、園が荒れているという一言は非常に残念であった。

その先生が去ると同時に老人が現れ、「ここはあなたがお一人で管理されているのですか?」と言われ、「はい。荒れているでしょう。」と言うと、老人は肯定も否定もせず、「学生はしないのですか。」と言われた。私は「外部の方々からはよく言われますが、しません。」と言うと、「普通は学生がするのが当たり前です。そういう教育を講義の課題になんとか取り入れる事はできないものですか。」と何度か言われた。私は「ここは植物が好きな学生が入るはずですが、今の植物園の先生が植物の専門ではありませんので、学生はしませんし園を通る事もありません。」と言うと納得していただけたようで、「しかしこの園ができた時は力を入れていた植物関係の専門家がいた訳でしょう。でなければこのような園はできない。」と言われたので「そうですね。」と言った。その後突然「しかしあなたやめない方がいい。我慢しなければね。」と言われ、上手い言い方をする方だと思った。

それにしても、直属の上司が素人で薬用植物学の先生という職に就いたという事がいまだに考えがたい。